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立夏 [過去記事]

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立夏(りっか) 5月5日(2009) 

二十四節気の一つ。穀雨から15日目頃。
太陽の黄経が45度の時。旧暦四月の節。
この日より夏になったという意味。

 

田植えの季節到来

立夏は春分と夏至の中間で、立夏から立秋の前日までが
暦の上で夏となります。蛙が冬眠から覚めるのは啓蟄の頃、
にぎやかに鳴き出すのはこの時季からです。

旧暦5月は田植えの月でした。
新暦では約1ヶ月遅れになりますので、昔は6月が
田植えの最盛期だったということになります。
現代では一般に、立夏を過ぎた頃から田植えが
始まると思われています。

しかし実際には、全国的には北が早く南が遅いなど、
田植えの時期には違いがあります。北の方が早いと
いうのは不思議に思いますが、寒地は早生種が多く、
暖地は晩生種が多いからだそうです。

地域や品種の違いの他に、二期作、二毛作などの
理由にもより、早い所で3月上旬(沖縄県)、遅い所で
6月中旬(九州)とかなり差があります。
米どころと言われる東北では、5月上旬から中旬が
田植えの最盛期です。

参考 農林水産省HP統計データ
農林水産省HP http://www.maff.go.jp/index.html
統計ダイジェスト
http://www.toukei.maff.go.jp/dijest/kome/kome.html

 

田植えは神事

昔は、稲の出来不出来は神様まかせでした。
故に田植えは、田の神を祭り豊作を祈る大事な神事でした。

田植えに関するものは、みんな稲の神を意味する「サ」を
付けて呼んでいました。

サオリ …  早下り、田植えを始める祝い。
         山から田の神が降りてくる日。
サノボリ … 早上り、田植えが済んだ祝い。
         田の神が山に登る(帰る)日。
サツキ …  早月、田植えの月である五月のこと。
サオトメ … 早乙女、田植えをする女性。
サナエ …  早苗、稲の苗。
サクラ …  桜、稲の神が宿る木。
        「クラ」は「神座」で神がいる場所の意味。

農業技術が発達した現代ですが、稲の出来具合が
気象や天候に大きく左右されることに変わりはありません。
病害虫の恐れも全くなくなっているわけではありません。
やはり人間の力だけでは及ばないのです。


 

二十四節気

二十四節気(にじゅうしせっき)とは、太陽の黄経に従って1年を
24等分し、それぞれの季節にふさわしい名を付けたものです。
太陰暦では1ヶ月が29日か30日となり、1年が354日しか
ないため、実際の月日と季節にずれが生じてしまいます。
そこで中国では、季節を知るために太陽の動きに合わせた
二十四節気が作られ、日本にも導入されました。

季節   名称
春    立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨
    立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑
秋    立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降
冬    立冬、小雪、大雪、冬至、小寒、大寒

 

七十二候

「七十二候」(しちじゅうにこう)とは、各節気を三分して
一年を七十二候にし、時候の変化を示したものです。

立夏は
初侯  「蛙始めて鳴く」     (かえるはじめてなく)
二候  「蚯蚓出る」       (みみずいずる)
三候  「筍生ず」        (たけのこしょうず)
頃と解説されてます。

七十二候は自然や気象の変化、
動植物の活動などを表しています。

 

太陰太陽暦

日本の旧暦で、太陰暦と太陽暦とを折衷した暦のことです。
つまり、月の動きに合わせて月日が考えられ、
太陽の動きに合わせて季節が考えられていたのです。